看護師の悩み

看護師の悩みの多くには、夜勤などの対応や不規則な勤務シフトなどが一番多くあげられています。
私もかつて、日本の金融危機と呼ばれた時代に、私の勤めていた会社が倒産し、仕事がない為に、派遣社員として不安定な生活を送っていた時代があります。
登録型の人材派遣の仕事は、収入も低い上、翌日のスケジュールも夕方にならないと判らず、また、仕事の発注がとても不安定なために、昼夜と掛け持ちをすることが、3日以上続くこともざらでした。
そんな中、無理なスケジュールの中で、仕事を選ぶ際には、最終に近づくにつれ、ハードな仕事を自ら好んでいれた記憶があります。
何故、最終日に近づくほどハードな仕事が必要かと言うと、忙しく肉体的にもきつい仕事は、本能が働くためか、仕事をしている間は眠気が襲ってこなく、何とか事故もなく仕事を乗り切ることができたからです。
その経験上、はっきりいって一日や二日の徹夜は、あまり苦痛とは感じません。
仮に、仕事でなくとも前夜にゲームや深夜の盛り場で遊んでも、一日二日は、昼間の仕事に殆ど影響なく出来るものです。
この様な環境の下、長くそう言う生活を送ることは決して健康に良くはありませんが…。
今までの話はあくまで体力的な負担の話ですが、看護師という仕事は体力的な負担に加え「人の命を預かる」という精神的緊張感も大きなものとなります。
実際に、看護師の離職理由の中にも、仕事のハードさというのは多く挙げられています。仕事がハードなために、ストレスや悩みを抱えている看護師は想像以上に多いことと思います。